2006六連星運動会議ミニオフ!
−それ行け四号機−
平成18年12月10日に開催された、「第四回スバルスポーツミーティング」に便乗して集まりました。
0カー(セーフティ・カー)と開始当初の会場の様子。
写真館はこちら。
2006年のスバルスポーツミーティングは、なんと初のダート開催。 それだけでもすごいというのに、「スバル・ワンメイクダートトライアル」に我らが青パンダさんが四号機で出場! これは見に行かない訳にはいきません。 つうことで、先にローソンチケットで前売り券をゲットして出発です。 出発は現地9時から逆算して、7時と決定して家を出ます。 R43で予想外の車の多さに辟易しながら、途中南へ折れて新なにわ筋→R26へ。途中道を間違えるハプニングもあったものの、なんとかR310へ乗れました。 しかし、下の写真の通りこの時点でこの曇天。 ![]() 前回の雨降りの悪夢が蘇ります。 しかも、青パンダさんから前日、「現地はヌタヌタで長靴必携」という連絡をいただいていたので、ホームセンターを探しながらの移動となりました。 見つけたホームセンターは現地に遠すぎ、しかも開店が9時からとまだ30分以上あります。 待てるはずもなくどんどん進んでいくと、いつの間にか会場のある河内長野市へ。 仕方なく会場近くの「ジャパン」で長靴を買いました。 さて、会場には9時ちょうどくらいに着いたのですが、駐車場として指定された場所は、ヒルクライムコースの真横。上り坂の途中です。事前に聞いていたとおり、長靴を履いた人の多いこと多いこと。やっぱりダートラをよく知る人はちゃんと心得てるんだなあ…と妙に感心してみたり。 で、坂の下にあるメイン会場へ移動して青パンダさんにメールをすると、現在慣熟歩行中とのことで、しばしブースを見て回ります。今回パーツ関係の出店が多く、金欠のオイラには買えるはずのないものばかり…。いつもの通りスバルのブースでエンブレムやステッカーを中心に物色し、ぶらぶらしているとパドックを発見。ついでに青パンダさんの四号機も発見しました。 ![]() パドックで待機中の四号機。 しばらくして青パンダさんとも合流(関東VVCオフ以来!)。トークショーを見に行きました。 トークショーでは、ゲストドライバーのトークショーの最中でした。爆笑トークで楽しかったなあ。 で、トークショーの中でクリス・アトキンソン選手と新井敏弘選手は本来ヒルクライムだけの走行予定だったのに司会者から「ダウンヒルもやって」の言葉でスバルの人が「車壊さないならOK」となり、結果やることに。また、クリス選手、新井選手、とゲストドライバーの三選手(名前忘れちゃった(^^;)が「自転車で競争」することに。そしてスタッフは5台のマウンテンバイクを買いに行くハメになりました…(笑) ![]() 自転車競技に使わる為に急遽購入された自転車。(スタッフのみなさんご苦労様でした) さて、トークショーが終わればまずはゲストドライバーの方々のテストランです。 青パンダさんはそのあとのワンメイクダートトライアルの第1ヒートがあるためここで一旦お別れして、テストランの観戦のために8の字コーナーの右手(コース図右下のカーブ)に移動しました。 ![]() 初めて見るダートの走行は「すっげー!!」の一言のみ。 巻き上がる土! ほとばしるエグゾースト! 跳ねる車! 写真は写真館に譲るとして、その中から1枚を。 ![]() 至近距離過ぎてカメラが追いつかなかったよ!!(アトキンソン選手のWRカー) 特にアトキンソン選手のダウンヒルは、坂の下にいただけにすっごい迫力でした。 さて、テストランが終われば、いよいよ我らの青パンダさんがダートトライアルに出場です。 青パンダさんのゼッケンは「3」。3台ののみのKカー部門での挑戦です。 トップはKカー部門。 FFのRX−Rが1台とAWDのRX−RAが1台。それに青パンダさんの四号機。 ![]() ゼッケン1番の方のヴィヴィオRX−R。 ![]() ゼッケン2番の方のヴィヴィオRX−RA。「スバル ヴィヴィオ サポート バイ ともろう」号。 ![]() ゼッケン3番。我らが青パンダさんの「VVC関東MS小隊土組レックス」。 第1ヒートはなんと光電管トラブルで青パンダさんと2番の方は最出走。 そんなこともあるんですね(^^;) スタート地点に戻ってきた青パンダさんは「上のコーナーでスピンしかかった(^^;)」と仰ってました。 (コース図上部のコーナー。ギャラリーコーナーと呼ばれてました) 最終組のレガシィ−Iクラスのあとに最出走のようです。 ![]() 最出走で順番待ちの四号機。 ただ、その際出走までの間に、コースでは大変なことが!! ![]() ゼッケン19番のGDBインプレッサ。 ![]() ゼッケン21番のGDBインプレッサ。 青パンダさんの出発を撮ろうとスタート前に移動しようとすると、「19番転倒! 転倒しました!」とのアナウンス。慌ててスタート前に移動すると、ランクルに引っ張ってもらって起こしている最中でした。その後、なんとか自走してオイラが写真撮っていた場所の横から出てきましたが、ミラーは両側なくなってるし、フロントガラスもバキバキ。ドライバーは茫然自失で、マーシャルの方が運転していました。 その2台後、今度は21番のインプレッサが果敢に飛び出していきます。かなりスピード出てるなあ…。おっ、8の字の一個目、イイ感じでクリアしたぞ、すげードリフトだ。このままうまく回って行けよ…と思ってる間に横転。こちらの車はマーシャルが5人がかりで起こしてました。こちらも右のミラーがなくなって、フロント上部が凹んだ上にフロントガラスも割れてます。さらに、自走不能でランクルにレッカーされて出てきました。そのあとパドックにはパドックのマーシャルが押して戻したそうです(でも、この車は第2ヒート出走していました)。 さて、そんな混乱の中、いよいよ青パンダさんの出番です。 ![]() 元気よくスタート! ![]() 坂を上って8の字コーナーへ向かいます! さっきの転倒シーン見てるだけにこっちは気が気じゃありません(^^;) 2台が転倒したコーナーでかなりバウンドしましたが、コーナーは無事通過。 タイム1’24”543は2位に6秒差をつけて堂々のクラストップです! でも、青パンダさんが戻ってこられる前に、更なる悲劇が…。 ![]() ゼッケン23番のBCレガシィ。 青パンダさんの直後に走ったレガシィが同じ8の字コーナーで転倒…。この車が一番被害がひどいようでした。ランクルに起こしてもらって自走して帰ってきましたが、屋根は歪み、ミラーはなくなり、リア以外のガラスは粉々という状態になってしまいました…。 戻ってこられた青パンダさんも「あの8の字コーナー、掘れちゃってて怖かった! 普通に走ってても右側浮くもん!」と言われていたので相当だったのでしょう。 相当押してるスケジュールの中、戻ってこられた青パンダさんと、ゲストドライバーのSS1を見に行きます。 真面目に走る人あり、「魅せる」走りを楽しむ人ありで、見てて楽しかったです。 笑いすぎて頬の筋肉が筋肉痛になったの久しぶりだ…。 ま、新井選手がダウンヒル忘れてゴールしちゃったりというハプニングもあったんですが。 そのあと、ギャラリーコーナーで観戦していた某Tさんとも合流して、昼ご飯にしようと言うことになりました。 まだ今日になってからご飯を食べていない青パンダさん。キャンプ用品からバーナーと小さな鍋を取り出してお湯を沸かし始めます。「沸いた頃になって呼び出されるんだよね〜」と軽口を叩いてたら、本当に呼び出しが…(^^;) お湯はもうすぐで沸きそうでした。時間が押しているため、昼休み時間を削って第2ヒートのスタートです。良く見るともうゼッケン1、2番の方はスタンバ完了してました(^^;) さて、午前中の走行が終わってから整地処理をされたコースは、見た目にも乾いてきてグリップが上がっていそうな雰囲気です。が、除けた土が所々に盛ってあって、それはかえって危険そう(^^;) ここに乗り上げるとただごとでは済まなさそうです。 第1ヒートが始まりました。 路面状態は相当回復したらしく、まずゼッケン1番のRX−Rがなんとタイムを12秒も縮めてきました。 (この時点で青パンダさんは「やられた!」と思ったそうです) そしてゼッケン2番のRX−RAも10秒更新! 青パンダさんにも期待がかかります。 ![]() 8の字コーナーの一つ目を抜ける四号機 イイ感じで8の字コーナーを過ぎていきます。坂を上りきってしまうとここからはもう見えません。あとはアナウンス頼りです。 タイム…1’20”481…! なんとゼッケン2番のRX−RAとわずかに0.5秒差の2位でした!! 戻ってきた青パンダさんにそのことを告げると「0.5秒だったらどっかで巻き返せたのに! 悔しい!!」と言われてました。8の字コーナーで除けられた土の山が青パンダさんの想定コース上にあって、途中でコースを変えざるを得なかったのも痛かったと思います。 う〜ん、とにかく残念! 第2ヒートは転倒もなく、無事に終わり、その間にオイラ達はご飯にありつけました(笑) その間、パドックで隣だったのは最後に転倒した23番の方のレガシィ。いろいろと話を聞かせていただいたり青パンダさんもアドバイスを交換しあったりとしながら、レガシィのフロントガラスは外されていきます。タイヤも1本がパンクしてたので、交換されてました。そして、窓ガラスのなくなったレガシィは去っていきました…。 さて、最後はゲストドライバーのSS2を見てから、表彰式です。 Kカー部門は3台なので、1位の方のみの表彰でした。 それから写真撮影がありプレゼント企画があり、終了となりました。 ![]() 最後の撮影会。前列中央左が新井選手、右がアトキンソン選手。 さて、片づけをしていると、見知らぬGC8が近づいてきます。 「あの…、レックス運転されてた方は、どなたですか?」と運転されていた若い方が聞いてこられました。なんでも、GC8以外に2気筒のレックスを所有されているそうで、青パンダさんがどうやってレックスを維持されているのか教えてほしいとのことでした。レックス乗り2人と元レックス乗り1人なので、いろいろと情報を提供しました。 「こういう交流があると、レックスで走って良かったな〜って思うなあ」と青パンダさん。 本当にその通りです。途中でも青パンダさんがよく登場する雑誌「PD」を見てますと青パンダさんに声をかけた人もいたようですし、「レックスでダートラを走る!」青パンダさんのおかげで、このマイナーな車のオーナーが一人でも減らずに済んでることを実感します。…恐らくダートラをレックスで走ってるのは世界中で青パンダさんだけだろうし…。 このあとに用事のあった某Tさんとはここでお別れし、ファミレスでも行きましょうかとなったんですが、ここでオイラの携帯にマンションの同階の人が九に亡くなったとの連絡が。帰らない訳にはいかなくなって、急遽青パンダさんともここでお別れしました。 そのあとはR310の渋滞に辟易しながら、眠気と戦いつつ2時間弱で帰り着きました。 関東から遠征してくださった青パンダさん。 一緒に観戦した某Tさん。 ありがとうございました! 出場した選手のみなさんも、スタッフもお疲れさまでした! 来年もまた、ダートで楽しいイベントをやってくれるよう期待しています! そして、また青パンダさんがレックスで走りに来てくれることも。 では、また来年お会いしましょう! |