NISSAN GF−Z10

CUBE S DD Edition







平成10年式 キューブ S(Z10)
塗装色:シルバーメタリック

エンジン
 DOHC 4気筒 1274cc。
 ネット値は82ps/6000rpm、10.6kgm/4000rpm。
 兄弟車K11マーチに搭載されていたCG13DEがそのまま搭載されていた。前期型であるこの車にはエンジンの設定が1つしかなく、全てのグレードにこのエンジンが搭載されていた。マーチに比べると、やはりボディの重さから来る物足りなさがあるが、実用性や燃費は十分。平均燃費は11km/lだった。


ミッション
 OD付き4AT。
 いわゆるコラムシフトだった。このコラムシフトというのは、両手運転を常としている人には、シフトまでの手の移動量が少なく、意外に便利。問題があるとすれば、プッシュ・プルと上下の移動でギアを変えるため、Dに入れるつもりが2に入ったとかがまれにあること。あと、エンジンの出力不足か、坂道でしょっちゅうキックダウンが起きたのには閉口した(笑)。


サスペンション/ショック
 前ストラット式/後5リンクコイル式。
 特に特徴のないサス/ショック。実用性は十分。


ボディ形状
 リッターカークラスでは、ハイトワゴンの元祖(軽は既にワゴンRがバカ売れしていた(^^;)。天井の高さに驚いたが広さは普通。背が高いために狭い荷室も物が意外に乗ったものだ。この当時の日産はリアゲートのガラスだけが開くような仕組みが付いており、これが以外に重宝した。運転席はルームミラーの位置が高く、後方視認が首を大きく動かさなくてはならず、慣れるまでは結構大変だった。後、死角が多いため、運転に気を遣ったのも覚えている。


タイヤ/ホイール
 175/60R14を標準で履いていた。Sはてっちん+ホイールキャップなのだが、途中でスパルコのNSIIに変えた。


ステアリング
 エアバッグ付きウレタンステアリング。意外に操縦しやすかったように思う。


バンパー
 後期型の物に比べ、間違いなく大人しいデザインだが、こっちの方が似合っていたと思うのはオイラだけか? 途中でST・MAYのキューブ・ドレスアップ・ディクションのエアロバンパーに交換した。フォグ4発+塗装代で総額16万。しかも途中で大破させて修理代6万。この金額でレックスが買えるのだから笑ってしまう。今考えれば恐ろしいことをしたものだ(笑)。


オーディオ
 最初は純正のCD/MDデッキを搭載していたのだが、途中でアゼストのCD/MDデッキに買い換えた。しかも、当時まだ結婚していなかったカミさんに金まで借りて(^^;)。このオーディオはこのあとレガシィ、レックスに移植もされたが、モニター、CD、MDが不調になった上、最期は盗難に遭い姿を消してしまった。


シール
 最終的には以下のとおり。
 ・BP  2枚。
 ・「NISSAN」  2枚。
 ・「はるか?」   1枚。
 ・「日本信販」  2枚。
 ・「PEPSI」   1枚。
 ・「EPSON」  1枚。
 ・「NGK」    1枚。
 ・「ENDLESS」 1枚。
 ・「KENWOOD」 1枚。
 ・「ADZEST」  2枚。
 ・「AJINOMOTO」 1枚。
 ・「SHISEIDO」  1枚。
 ・「ASHIYA DRIVE」 1枚。



ライト関係
 ヘッドライトにはPIAAのプラズマブルーを導入。青さはすごかったのだが、なんと言っても見にくくて困った。そのあと、レイブリックのヨーロピアンホワイトに。これは赤すぎてパスだった(^^;)
 フォグランプはCATZのブルーとホワイト。大出力で、6灯全て点けると極端に明るかった(笑)。


最後
 平成12年3月、レガシィへの乗り換えで売却。福井への自走での移送時、タイヤがパンクしてバルブが切れたらしい。ウチにいる間は全くそんな兆候無かったのにねえ…。次のオーナーは1月もしない内に事故を起こして大破させてしまったらしい。…嗚呼。